電話で神経をすり減らす。これはゆとりだから?
電話がかかってきても
見ざる・言わざる・聞かざる
を押し通したいバタキチです。
前からイケダハヤトさん、堀江さんたちは電話には出ないと宣言してますね。
この時代、このビジネスシーンに生きていて、電話を疑うことができていないのは純粋にヤバいと思う。
— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2017年6月16日
ダラダラ働くのに慣れちゃってるんでしょうね〜。
電話は他人の時間を奪う行為。他人からかかってきたら、仕事を中断しなくちゃいけないじゃないですか。ありえん。
ホリエモンが電話を嫌う理由「ユーザーの視点が置いてけぼりにされ続けている」 https://t.co/VC36KyyQN8
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2017年6月20日
イケダさんはそもそも電話番号自体もっていないようですし。
この方々が「電話をかけない・出ない」と宣言し始めたとき、それを見てぼくは、今まで電話に対して持っていたモヤモヤが少しすっきりしたような気がしました。
反電話の一番の理由として挙げられているのは、「他人の時間を強制的に奪う」という点ですね。これについては全くもってその通りだなあと共感する一方で、ぼくが電話嫌いな理由は別にあります。
イケダさんがこんなツイートもしてましたが
すごいわかる。「電話しなければいけない」という日があると、一日憂鬱だし、結局妻に泣きついて電話してもらってます。あれエネルギー使うんですよ……。
— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2016年11月7日
これはぼくです。
『は?何言ってんの?きみはイケハヤじゃねーぞ』とかいうやりとりはさておき、
電話をかけるのも、出るのも純粋に大嫌いなんですよ。
(※家族と友人は大丈夫)
まさしくイケダさんの言う通りなんですよ。
あれ?なんだかイケダさんイケダさん言い過ぎ?イケダイケダイケダイケダタケダイケダイケダイケダイケダ
電話をしなきゃいけないって時は、ほんっとうに憂うつで、エネルギーをムダに消耗します。かける前に自分がなにをどんな順番で話すのかしっかりとシュミレートして、よし電話するぞ!と思うも、
いや、もう少し後でもいっか…。
とズルズル先延ばしにしたりしてしまいます。電話に出るのも嫌は嫌なんだけど(知らない番号は基本無視しますが)、かけることよりは、ずいぶんとマシです。
仕事であれば大丈夫。でも、プライベートでの何かについての確認とかアポをとるとか可能なかぎり遠慮させてもらいたい。
なんでそう思ってしまのか、言葉にするのがなかなか難しい。この気持ちをわかってくれる人はどれくらいいるんでしょうね?
よく「ゆとりは電話対応もまともにできない」だとか、ぼく(現在26歳)たちゆとり世代全体をひとくくりに貶めるようなことが言われますが、さすがにそれはこじつけだぞと言いたいです。ぼくみたいに電話嫌いでも、それが仕事の一環であればちゃんとしますし。
たとえば、職場で新人の時、電話でちゃんとした敬語がつかえていなかった。だとか、電話相手の名前を聞き忘れた。といったようなミスは、ぼくたちゆとり世代だけでなく上の世代の先輩たちも経験してきたことですよね。
じぶん世代の苦い経験を顧みず、「これだからゆとりは」などと、今のじぶんができることは、新人であれ誰であれ当然できるはずだ。という思考回路をもったひとが近くにいると周りは不幸になります。それが職場であれば、ぼくはすぐそこを辞めると思います。
辞めたら辞めたで、「やっぱりこれだからゆとりは」と言われるんでしょうけど。
思うに「これだからゆとりは」は「これだから若いもんは」という使い古された言葉が、ほぼ同義語として使われてますよね?『ゆとり世代』というわかりやすい世代のひとまとまりだから、悪い例えとして使われる場面が自然と多くなって目につくのかなあと。
電話対応の例であれば、一部ではすでにbotがとって代わりつつある。いろいろな業務にしても生活においても、特にインターネットの登場以降、新しいモノ・サービスがたくさん産み出されて、今まで必要とされていたものが、急に必要でなくなるような変化が起きているんだから、自分の世代とゆとり世代を比較したときの違いを突いて批判するのもなにかおかしい。
今の高校生は〇〇を知らない!などと聞いたとき、みなさんはどう思うんでしょう?『これはアカン!教育が足りてないぞ!』となるのか、『今の若い子たちはそういう世代なんだな。』と納得をするのか。なにかが欠けているように見えても、それは古い価値観で物事をみているからで、デジタルネイティブの彼らの将来はすごく明るくて面白いものになんるじゃないかと思います。日本がかかえる問題とかは置いておいて。
「これだからゆとりは」という言葉は主にネガティブな意味でつかわれるけれど、語呂はいいと思うんです。せっかく言いやすい言葉なんだから、もっとポジティブな意味で使われるようにしていきたいですね。
意図せず、ゆとり批判するひと批判みたいになってしまったけど、結局なにが言いたかったかというと、
イケダって連呼したかった!
イケダイケダイケダイケダイケダイケダタケダイケダイケダ
違うな。うん違うよ。
なんかタケダもいるし。
電話きらーいって言いたかった。
せめてメールでやりとりさせてくれ。
これだけ社会的な構造が変わってきているんだから、電話の利用に関しても見直されるべき。テレビがアナログから地デジに移行したように、どこかで「はい!今日からは原則電話禁止です!」みたいな転換点をつくってほしいです。
今日の一曲
Up All NIght/Beck
Beckの新譜です。
『Up All Night』と聞くとRazorlightというバンドを思い出します。UKロックにハマってよく聴いていました。こちらもオススメ。
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