【ぼくの本棚】外れなし。おすすめマンガまとめ
なんやかんや毎日何かしらのマンガを読んでいて、最近「これは中毒的なものじゃないの?」と疑っています。ばたきちです。
マンガ…面白いですよね!!
同じ世代でもたまにマンガを全く読まないって人がいますけど、「それで、生きてて楽しいの!?」と問いたい。(極論)
今やマンガは日本を代表する文化でもあるので、いい作品はたくさんの人に知って欲しいなと思います。なので今回はぼくが買っているマンガの中からオススメのものをまとめていきます。有名なのも多めで!
【連載中作品】
『ヴィンランド・サガ』 幸村誠
幼いころに父親を目の前で殺されたことから、敵討ちだけを生きる目的としてきた主人公トルフィン。あるきっかけから農耕をすることになり、そこから再生の道を歩み始める、ほのぼの農耕ストーリー。ではない。
物語の時代背景もあって、戦争や奴隷制についても考えさせられる。かといって重たいのばっかりじゃなく、笑える場面も多いです。
個人的にはこの作者の絵柄がすごく好き。もうすぐアニメ化もしますね!
『宇宙兄弟』 小山宙哉
言わずと知れた名作。宇宙にも、それに関わる人たちにもロマンがある。登場人物が多いけど、それぞれに魅力がありすぎてスゴイ。
ライバルであり親友でもある兄弟っていいなあって思う。今からでも弟が欲しくなる。
『ゴールデンカムイ』 野田サトル
狩りをしたい、ヒグマと戦って勝ちたい、という人は必読の作品。
なんといっても作中で作られる料理がおいしそうでたまらんやつです。あと、あまり知る機会のないアイヌについても詳しく描かれていて勉強になります。
『キングダム』 原泰久
王道中の王道を、圧倒的な熱量で描く歴史マンガ。
たまに単行本のあとがきに書かれている、作者の歴史考証も面白い。基本的に史実通り物語は進んでいるんだけど、どのように読み解くかによって史実の解釈が変わってきたり、記されていない空白を想像して埋めることとか。
熱いし、バッサバッサと人が死ぬから完全に男向けかと思えば、意外と読んでいる女性も多かったりする。
『僕のヒーローアカデミア』 堀越耕平
意外とありそうでなかった、本物の「ヒーロー」になるまでの物語。
「努力」「友情」「勝利」をキレイに取り入れながら、少しづつ着実に成長していく、ザ・少年漫画。
この作者の前作、前々作があまり続かず打ち切られてしまった時には、「許さんぞ…ジャンプ編集部…!!」と恨んだけど、今作がジャンプの看板作品と言えるまでに成長して嬉しい。
僕のヒーローアカデミア (ジャンプコミックスDIGITAL)
『ダンジョン飯』 九井諒子
斬新すぎる、ダンジョン内のモンスターをおいしく料理して食べながら、冒険を進めていくという作品。主人公のモンスター愛だとか、倫理的にぎりぎりアウトなところを行く感じが絶妙です。
『Landreaall』 おがきちか
若干の絵の見ずらさとか、考えようによってはBLにも簡単に持っていけそうな箇所は多々あるにしても、世界観の作りこみがスゴイ。そして登場人物たちのセリフや思考が深くてなかなか考えさせられる。
まだ読んだことのない人は、だまされたと思って読んでほしい!そんな作品。アカデミーに入学する4巻以降はページをめくる手が止まらなくなります。
『ばらかもん』 ヨシノサツキ
ほのぼの日常系コメディ。
最初の方と今とではだいぶ絵柄が変わりましたけど、面白さは変わらないです。スピンオフ作品も多くて楽しい。
『ヒナまつり』 大武政夫
ヤクザと超能力少女。色々と物語の設定がぶっ飛んではいるんだけど、フフフと笑える。まだ謎が多かったりもするので、今後の楽しみでもあります。アマゾンのレビュー評価が全巻高いのもスゴい!
今年アニメ化もされて、Amazonのプライムビデオで観たんですけど、原作に忠実でよかったです。
『波よ聞いてくれ』 沙村広明
今一番笑えるマンガと言えば、これ。
とにかくボケとツッコミの数がものすごいです。パロディも多いんですけど、言葉のセンスが冴えわたっていて嫉妬するレベル。
『BEASTARS』 板垣パル
マンガ大賞2018で大賞を受賞して話題にもなりましたね。動物たちが学ぶ学園での青春群像劇みたいなマンガです。
草食動物と肉食動物が共存している世界だけど、それぞれの本能はやっぱり…。動物ものも色々とありますが、世界観が作りこみや感情の描写が、すごいなすごいな、ってなります。
『乙嫁語り』 森薫
19世紀中央アジアのお嫁さんたちの物語。女性キャラがみんなカワイイからそれだけですべてを肯定できます。カルルクとアミルの年の差夫婦にもほっこり。
当時の生活や文化的なことを、めちゃくちゃ細かいところまで調べて、拘って描いているんだなあってことがバシバシ伝わってきます。柄とか模様の書き込みがスゴい!
『ゴールデンゴールド』 堀尾省太
瀬戸内に浮かぶ島、寧島。「フクノカミ」なる神様なのか何なのかわからない存在が、少しづつ島の人間を浸食するように変えていく不気味さが描かれています。
絶対に好きにはなれないんだけど、フクノカミの絶妙な気持ち悪さがいい味を出してますね。
『HUNTER×HUNTER』 冨樫義博
説明は不要でしょう。だから一言だけ言いたい、
「冨樫働け」
と。
連載再開待ってます。
【完結済み作品】
『もやしもん』 石川雅之
菌が見える(沢木単胞子分離)大学生 沢木が農大を舞台に、同級生、先輩、教授たちとお酒を造ったり、全力で悪ふざけをしたりするお話。
菌とか発酵についての勉強になりますし、じぶんでもなにか発酵食品を造ってみたくなりますね。
『スピリットサークル』 水上悟志
生きて死ぬ。生まれ変わる。それらがシンプルかつ複雑に描かれていてなおかつ、きれいにまとめられている作品。何作ものマンガを読んでいるような気になるくらい濃い。
『アゲイン‼』 久保ミツロウ
応援団のお話だから、基本的には元気をもらえます。主人公はかなり卑屈だけど、徐々に変化していくのが清々しい。賛否分かれるラストですけど、ぼくは好きです。
『インベスターZ』 三田紀房
投資の勉強の入門として読むのにおすすめ。実在の会社や人物が登場するのも面白いところ。
『四月は君の嘘』 新川直司
ぼく的に音楽マンガってほぼ外れがなくて、「のだめカンタービレ」も「ピアノの森」も「ブルー・ジャイアント」も大好きです。この作品も同じく。
演奏シーンには鳥肌がたちます。
『星屑ニーナ』 福島聡
何よりすごいのが、ほかに類を見ない、物語内での時間の流れ。ガンガン時が流れていきます。それでいて話はコンパクトかつキレイにまとまっています。ニーナみたいに自由な人には憧れる。
『ぼくらの』 鬼頭莫宏
でました!最強の鬱マンガ。物語の設定が「勝って死ぬか、負けて死ぬか」だから絶望します。そんななかで少年少女が強かったり弱かったりするお話。
でもなぜか、たまに読み返したくなるのが不思議です。
『キーチ‼』『キーチVS』 新井英樹
最初から最後までキーチは拳を高く突き上げつづけます。それが染谷輝一だから。
目を背けたくなるような、人間の汚いところ、どうしようもないところなどがたくさん描かれているのが新井秀樹さんのマンガです。 でもとにかく熱い!
この2作は Kindle Unlimited で読み放題にもなってます。
『刻々』 堀尾省太
時間を止めて、その中を動き回る。誰もが一度は夢見た世界で、瞬間移動ジジイ一家が活躍します。「ゴールデンゴールド」もだけど、この作者の作品は独特の世界観がありますね。
『僕らはみんな河合荘』 宮原るり
出てくるキャラはみんなクセが強くて、面倒臭かったり、変態だったりするけど、だいたい良い人たちでやさしい世界です。なにより先輩の可愛さが反則。
個人的には余白ページに描かれているおまけマンガが一番ツボ。
『ドラゴンボール』 鳥山明
日本の、いや世界の歴史に残るレジェンド作品。
ぼくが一番最初に買い集めたマンガでもあります。もう何回読んだかわかんないです。孫悟空は男子の永遠の憧れ。強くなりたい。
DRAGON BALL (ジャンプコミックスDIGITAL)
最後に
こうやって並べてみると、やっぱりマンガは自由で面白いなとしみじみ。
どれか一つでも「面白そうやん!」って 思ってもらえる作品があれば幸いです。
読んでいただいてありがとうございました。
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