マンガ「BEASTARS」がめちゃくちゃ面白かったので紹介!
もう終わってはしまったんですけど、この前Kindle版の第一巻が期間限定で無料になっていたんで読んでみたんです。そしたら見事にハマって最新刊までまとめ買いしてしまいました。
※既刊~9巻(2018/7)
最近読んだマンガの中では間違いなく一番面白かったので、紹介しておきます!
あらすじ
肉食獣と草食獣が共存する世界。そこには、希望も恋も不安もいっぱいあるんだ。チェリートン学園の演劇部員レゴシは、狼なのにとっても繊細。そんな彼が多くの動物たちと青春していく動物群像劇が始まる!!
ーAmazon商品ページより
この世界では喰う側と喰われる側。決して相容れないであろう両者が共存しています。でもただ種を超えて仲良しこよし出来ているかというと、そうでもない。
彼らは学園での寮生活をしていますけど、その寮も草食と肉食で区分けされていたり、お互いどこかぎこちなさがあったり。
©板垣巴留
「ビースター」とは
©板垣巴留
いわば生徒会長のさらに上をいくような学校の統率者なんでしょうか。今のところそこまで詳しくは焦点が当てられていなくて、少し謎に包まれているポジションです。おそらく今後は「ビースター」も軸に話が進んでいくと思います。
登場動物
・レゴシ
©板垣巴留
ハイイロオオカミのオス。主人(獣?)公。高等部2年生。演劇部所属。繊細だけど真っすぐな心を持っている。あることをきっかけに少しずつ変化が訪れる。
・ルイ
アカシカのオス。高等部3年生。演劇部役者チームのリーダーで次期ビースターの座を狙う。イケメン。
・ハル
ドワーフウサギのメス。高等部3年生。園芸部所属。事実を含んではいるが悪い噂をたてられていて、周りからは敬遠されている。
・ジュノ
ハイイロオオカミのメス。高等部1年生。演劇部所属。明るい頑張り屋で周りを惹きつける魅力がある。
・ゴウヒン
ジャイアントパンダのオス。精神科医。笹を食べて鍛えた、ちょっと強いお医者さん。
世界観とストーリー
草食動物を食べるという肉食動物の本能に重きが置かれつつ話は展開していきます。決してほのぼの動物ファンタジーではないです。
タブーとされている「肉を食べる」こと。これに関連してこの世界の闇の部分、裏側も描かれます。
©板垣巴留
©板垣巴留
©板垣巴留
©板垣巴留
そんななかレゴシは自分の本能・恋に悩み葛藤します。
©板垣巴留
動物ものも色々あるけど、世界観が作りこまれていて、感情の描写も上手くて他とは別格です。ぜひぜひ読んでおいてもらいたい作品。
週刊少年チャンピオンで連載されていますが、内容は少年漫画とは言いがたい重ためなシーンも多いです。まあでもチャンピオンってそういったマンガが多いっちゃ多いですね。
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最後まで読んでくれてありがとうございます。