脱肛の恐ろしさにひとり震える。予防せねば
切れてないですよ。イボでもないですよ。そう思いたい、ばたきちです。
生活習慣が悪いのか、便秘気味になることが多いです。
一時、大の後におしりを拭くとかなりの量の血が付くのが当たり前の状態が続いてました。
深く考えず思考停止してましたが、ふと「いや待てよ…これアカンやつやん!!」と気づいてからは、意識的に水分や野菜を多めに摂るようにしたので、だいぶ改善されたように思います。
浅田次郎さんの作品が好きで結構読んでたころ、作家のキャラが出てくる小説のなかで、「脱肛しながら脱稿している!」みたいな下りがありました。ここだけ切り取ると、それどんな展開やねん、てなりますね。
だから脱肛というものの存在は知っていたけど、それが実際どういった状態のことをいうのかは知りませんでした。
でも、おしりに問題を抱える今、知っておかない訳にはいかないので、 『脱肛』で検索したんですが…
おいおいおいおいおい…こいつぁ、とんでもねーぞ…!
見たページは文章の説明だけだったのに、震えましたね。こんな恐ろしいことがリアルにぼくたちの体に起こり得るのか…と。
想像して若干気分が悪くなりつつ、念のため触って確認してみたところ(お風呂でですよ)、何か違和感がある。中からではないけど、外側が少し腫れているような…。
え…もしかしてイボ痔じゃない?
これは相当な衝撃でした。小学生の頃のピュアだったぼくが、将来自分にイボ痔ができると知ったらどう思うんでしょうか?ショックでしばらく学校を休んでしまうかもしれません。
正直なところ、まだ自分でも受け止め切れていないので、イボ痔認定するかどうかは一旦保留にしておきましょう。
この記事を書くのに改めて脱肛に関して調べていて、アクシデント的に脱肛の写真を見てしまいましたが、例えるなら肛門の中にオッサンが潜んでいて、その変態オヤジが中から外に舌を突き出しているような見た目でした…。
イボ痔だけでも受け止めきれずにいるのに、そこに変態オヤジまで加わってしまうと、ぼくの精神が危ういです。
今は大丈夫とはいえ、この先脱肛しない保証はない(本当にイボ痔ならなおさら)ので、まずは脱肛をよく知って、取れる限りの対策はしておこうと思います。
まず脱肛とは
医学的には痔が進行したもので、直腸下の粘膜が肛門から外に出ている状態を指します。
怖い怖い怖い。いくら粘膜とはいえ、それほぼ内臓ですやん…
粘膜からの分泌液で下着が汚れたりするので、それもひとつのサインです。こすれて傷つき、血が出ることもあります。
放っておいて症状が悪化すると脱腸になることもあるとか。
怖い怖い怖い。
原因
肛門の内側のイボ痔(内痔核)が大きな原因のひとつです。イボが大きくなって、それが垂れて外に出てくると。
そしてイボ痔になる原因はというと便秘や下痢が多いとのこと。あんまり力むのはダメです。
あとは肛門括約筋の衰えや、出産時のいきみによって起こることもあります。
男性よりも女性に多い。
脱肛してしまった場合
自分の手で押し戻します!
直に触るのは衛生的によくないので、ガーゼなどを間に挟んで行いましょう。
もしくは病院で診てもらうことです。
予防方法
脱肛の予防は、ほぼ便秘の予防・解消とイコールになってくるんですが、ざっくり言うと規則正しい生活・食生活をして、適度な運動もするのが一番!
当り前っちゃ当り前ですね!
その中でも正しい排便の習慣をつけることが大事です。
習慣づけるためには、「毎日決まった時間にトイレに行く」ことです。でもその時に出ないなら出ないでオッケー。
毎朝快便だと一日をすがすがしく過ごせますよね。
やっちゃダメなのは
・無理に出そうとする
・便意がきても我慢する
・あまりにも辛いものを食べる
などです。
お通じをよくするのに良いとされる食べ物は
・牛乳
・ヨーグルト
・寒天
・こんにゃく
・納豆
・にんじん
・キャベツ
・しいたけ
・ごぼう
・さつまいも
・オリーブオイル
・玄米
など、この他にもたくさんあります。
うんちに詳しい友達がいるんですけど、しいたけについて力説されたことがあります。曰く、「しいたけを食べると腸内細菌が喜ぶ!!そしてうんちが大量に出る!!」だとか。
なのでここではしいたけを推しておこうと思います。
適度な運動では排便するための腹筋を鍛えられますし、腸の働きも活発になります。脱肛うんぬんの前に、健康であるために運動は必要です。
加えて肛門をキュッと引き締めたり緩めたりする体操も効果的です。
排便の後、ウォシュレットを使うと効果的な場合もあります。
脱肛を恐れる同志の方は、こういった対策をぜひ生活に取り入れてみてください。
まとめ
いいうんちを出せるようにしましょう。
小学生のころの思い出ですが、保健室に一枚のポスターが貼られていました。
それはうんちの種類についてのもので、便秘の時に出るような硬いうんちを「うんご」。下痢の時に出るようなしゃばしゃばのうんちを「うんぴ」。そして理想とされる柔らかいうんちを「バナナうんち」と可愛いイラスト付きで説明していました。
あのポスターについて今はこう思います。
なんで最後だけ「うん〇〇」じゃなくて、食べ物とくっつけたの?と
なにか別の表現があったんじゃないか。そんなことを考えもんもんとしています。
いくら理想的なものの例えとはいえ、うんちと同列にされたバナナの立場を考えると何とも複雑ですよね。カレー味のうんち、うんち味のカレーに近いものを感じます。
ちなみにぼくはバナナが食べられないです。
この記事を読みながら聴きたい曲
爽やかな気分になって快便が期待できる曲です。
最後まで読んでくれてありがとございます。