cakesで連載されているカレー沢薫の「ブス図鑑」の圧倒的な表現には脱帽

どうも、ばたきちです。

 

cakesって知ってますか?

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ぼくが毎週地味に楽しみにしているのがそこで連載されてる「ブス図鑑」でして、カレー沢薫さんの言葉がキレッキレなんですよ。

 

連載タイトルの通り、様々な種類のブスに対しての考察をされてるんですけど、言葉のチョイスや表現・例え方がすごくて、いつも笑わせてもらってるんです。

 

少しだけ今週の記事から引用させてもらうと

夏である。
ブスに限らず、多くの女がこの季節のために、ちょっと前からダイエットや脱毛を始めていると思う。

その理由は水着を着るためだったり、水着を着る予定はないが、いつ海に誘われてもいいように、だったりする。後者の場合、成功率は銀行預金の金利以下であるが、とにかく夏の装いに耐えうる体にしようとするのだ。さもなくば、周りの人間の目が耐えなくてはいけなくなってしまう。

例えば、しゃらくさいデザイナーズブランドの服というのは基本的にサイズに幅がない。まるで、デブに用はないと言わんばかりだ。そんな驕り高ぶった布きれに対し、デブス様は「無理やり着る」という鉄槌を下してやっているのである。

「あたしはオシャレ服なんで、伸縮性なんてないですよ」などとぬかしている服を、「やればできるじゃねえか」というぐらい伸ばして着ていらっしゃるのだ。
もし、それで服が破れたとしても、デブス様が悪いわけではない。服の方が「器じゃなかった」だけだ。

珍妙な格好の個性派ブスは、服の方がドブス様の顔の個性に負けている|ブス図鑑|カレー沢薫|cakes(ケイクス)

 

すごい点は、ただブスを貶しているんじゃなくて、リスペクトだとか愛を感じるところですね。

 

ぼくもこんな面白い文章が書けたらなと、ある種の憧れを抱いています。

 

これ以外にも面白い連載が多いのでcakesはなかなかオススメですよ。

 

 

ではまた。